はじめに
日本酒は米の精米からはじまり、繭づくり、酒母作り、仕込みと、長い道のりを経ながら丹念に作られています。
玄米
一般の米より大粒で、心白(しんぱく)と呼ばれる米の中心部分が多いものがふさわしいとされています。
洗米
洗米された米は丁寧に洗われ、糠(ぬか)を落とします。その後、水に浸して適当な水分を含ませます。
蒸米
こしきや蒸し米機で蒸したのち、麹(こうじ)やもろみ仕込みなどの用途に応じた温度に冷します。
麹づくり
蒸した米に麹菌の種胞子をふりかけて、温度、湿度を調整しながら麹室(むろ)の中で、麹をつくります。
酒母
酒づくりに不可欠の酵母を、酒母(しゅぼ)タンクで純粋培養します。
もろみ仕込み
水・蒸し米・麹・酒母を加え、アルコール発酵をさせます。
酒しぼり
発酵が終わったもろみを絞って酒粕(さけかす)を取り除き、ろ過します。
貯蔵
温度管理機能付きのタンクにて低温で貯蔵しております。